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もしもドうしようもなく許せないことがあったラ

2011年05月10日 13:13

激動の2週間どころか最悪のアニメだった。(以下もしドラのネタバレ含む)









I.Gに失望したと言わざるを得ない。
というか本当にこれは Production I.G の作品なのだろうか? わりと真面目に名義貸しだったと信じたい。







◆I.Gの作品とは思えない作画、効果
完全に別の業者が委託受けして作ったかのような出来。
OPからI.Gのセンスが全く出てこないし、ふたを開けても野球アニメというには論外の作画。野球という競技を舐めているかのような書き込みに怒りを覚えたのは自分だけじゃないはず。デフォルメやシリアスなど様々なカットインでもその片鱗すら見えない。
らしくないカメラアングルも多過ぎるし、音響に関してもチープな曲を使いまわし、自然音がほぼ入らないリアリティのなさ。いったいどうしてしまったのだろうかと不思議でしょうがない。
光というものを巧みに使いこなすのがI.Gのひとつの強みなのだがそれすら。


◆圧倒的につまらないシナリオ
前提としてこれはアニメではなく ドラッガーのマネジメント を紹介する番組である。
普段見ているようなアニメだと思うと痛い目に合う。最終的に甲子園に出場してしまうシナリオは100歩譲るとして、心理描写というものが薄っぺらすぎて話しにならない。団結心などのやりとりも非常に薄っぺらくこんな簡単にチームがまとまりこんな簡単に勝ちぬくサクセスストーリーなど虚像でしかない。
1~8話まで面白いと感じるところがひとつもない。みなみのセリフも視聴者に説明するようなメタセリフばかりで、言葉で感動を伝えてくれたI.Gとはかけ離れた存在感だった。

マネジメントを読んだことがないのでわからないが、果たしてマーケティングやイノベーションがこの話の流れに沿っていたのかも非常に疑問になってくる。この出来栄えから見ると原作もいまいちなのが容易に想像できる。大体野球に関してがこのザマなのだからマネジメントも流し読みしたのではないかと思うぐらいだ。
まあもうその原作すら読む気が失せたわけだが。

更に許せないシナリオがあるのでそこを後述。


◆9,10話と夕紀の死
この作品は9話に急変する。

もちろん病弱設定という事で夕紀になんらかのアクシデントがあるのは予想通り。
しかしまさか死んでしまうとは。無駄に死という悲しみの感動を煽るだけの、絶対に許せない脚本の広げ方だ。

大体マネジメントの説明に徹した今までの流れをぶった切ってなんでここだけ重くしたのか。今までみなみと夕紀の愛情を細かく深く描写したのならまだしも、ほぼマネージャーとしての仕事ぶりを描くだけでなんのイベントもなかった。今までの回想でも演出が崩壊的で価値のない涙を流していて全く感情移入なんてできなかったのに。
原作もこうなのか? もしそうならばなぜオリジナルにしなかった。こんなシナリオでひと一人殺すほどProductionI.Gのアニメは無機的ではないはずだ。

10話という短い話数の中で難しいのはわかる。ならなぜ最後に一命を取り留める等救いのある終わり方にしなかったのだろうか。強いて言えばラスト2話だけ人間味あふれていて二分化されているのも不愉快。これがやりたいならマネジメントを無理やり組み込む必要がなかったではないか。最初から青春ハートフル野球アニメにすれば良かったじゃないか。ひとつの命を扱う意味では最低の流れだった。

ただ非常に悔しいのが10話の最後のみなみの涙だ。あの3秒だけで一瞬こみあげるものを感じてしまった。I.Gの上手さなのか、思いなのか、なんらかの悔しさの叫びが聞こえてきた気がした。「こんなものが作りたかったわけではないのだ」と。


◆もしドラ 4.2点
明らかにI.Gの汚点。
ここ数年間見てきて、アニメとは何かという意味で地上波クェイサーに次ぐワースト2位。
どうしてこうなってしまったのか。本当にI.Gのスタッフが手動で手がけたのか。
夕紀の死が冒涜としか思えない流れであり、こうやって吐き出さずにはいられなかった。
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